自軍ユニットがドーマ様の悪口言いまくっていたけれど、ドーマ様は1ダメージも受けていない。
なんてメンタル強いんだ。
てか、初期HP表示が???だから、本当はダメージ受けているのかもしれないけど、それはわからんね!
とにかくジュダは早めに倒しておきたいね!
毒の沼地だらけでイヤだし、ピグルいっぱい召喚するので鬱陶しいけれど、なんとか接近しなければ。
4ターン目、やっと攻撃できる態勢が整ったよ。
ジュダ「ドーマ様とムキムキな私の尻に栄光あれ!」
ソニア「ジュダ殺ス ジュダ殺ス ジュダ殺ス」
ソニア姉さんで倒してあげたかったのでエクスカリバーで攻撃したんだけど、残念ながら必殺は出ず、
結局セリカちゃんの
ジュダ「ぐあああああああああ!!!!!」
セリカちゃん「やーいやーい! ジュダのばかバーカ!!!」
ジュダ「あああ……お尻の力が…………抜けていく…………
ドーマさま…………ドーマさま…………!!!」
ジュダの尻がヘタレを通り越してシワシワのヨレヨレになっていく。
アルム「最期までドーマ様ドーマ様って……この男、ホモだったのか?」
セリカちゃん「見掛け倒しなだけで、全然つつき甲斐なかったわ。それに臭いし」
ジュダの最期はあっけなかったけど、ここからが大変だった。
先にマーラやヘステを倒したいんだけど、ドーマが範囲攻撃や遠隔攻撃なんかしてくるし。
クレアがドーマのアイビーム一撃で倒されるし;(もちろん即歯車使用したけれど)
ワープなども駆使して、無理やり接近して倒していったわ~…
リザーブは必須だね!
魔女や祈祷師を倒したら、いよいよドーマとの決戦。
アルムくんの横にセリカちゃんを置いて、支援&回復&隙を見て攻撃する係。
ドーマ「ムキムキ尻こそすべて……ムキムキ尻こそ……ムキムキ尻こそが…………
我をもとめよ……ムキムキ尻を求めるのだ…………!」
アルム「まだそんなこと言っているのか。
ベルクト、フェルナン、ミラ、そして父さん……
お前のムキムキ尻フェチに翻弄され、病んだ人たちがいる。
もう悲劇を繰り返したりはしない!」
セリカちゃん「神竜ドーマよ。あなたには感謝しています。
あなたとミラさまがいなければ、このバレンシアはなかった。
私たちがこの世に生まれ、プリプリ尻やふかふか尻をつつくこともなかったわ。
だからこそ、もうこれ以上、自分も私たちも傷つけないで。
偉大な尻に安らかな眠りを……!」
おっアルムが盾を投げたぞ。
これは、キターーーーーー!!!
どう、と轟音を立て、ドーマの巨体が崩れ落ちる。
ドーマ「………………」
アルム「やった……のか?」
セリカちゃん「ドーマさま、死んだ???」
ドーマ「…………ムキムキ……尻……よ……永遠…………」
アルム「まだ言ってるのか、このスカポンタンは」
セリカ「アルム、ちょっと試してみたいことがあるんだけど……」
アルム「ん?」
セリカちゃんがドーマの尻尾の付け根を探る。
アルム「なにやってるんだ?」
セリカちゃん「うワッ、うわさ通り毛がボーボーね」
アルム「何の話だ」
セリカちゃん「つん、つん、つん……うわあ、自分で言うだけあって、すっごいムッキムキ。こりゃ指が痛くなるわー」
アルム「なんでドーマの尻をつついてるんだよ」
セリカちゃん「いや……なんか、つつける時につついておこうと思って」
ドーマ「…………うッ…………
おおう…………おおう…………」
アルム「…………!!! ドーマが!!!」
ドーマ「あ~気持ちえぇ」
アルム「!??!?!!?!?」
ドーマ「治ったわぁ~ワシの狂気が治ったわぁ~
セリカちゃんがお尻つんつんしてくれたおかげで!
セリカちゃん、ほんま、ありがとな」
セリカちゃん「良かったね~

アルム「…………………………」
ドーマ「……と、いうわけで、(キリッ)
勇者アルムよ、すべてをお前に託す。
われら兄妹の意志を受けつぎ、このバレンシアを治めるのだ。
ドーマのムキムキ尻をミラのふかふか尻をもって
尻を正しく導け。
われらの過ちを再び犯してはならない。
そう、そして、
二度とわれらの眠りをさまたげてはならぬぞ(ドヤァ)」
アルム「……………………、
あ、あの、ドーマさま…………説教はありがたいんだけど…………」
ドーマ「ん? なんだい小僧?」
アルム「死ぬ前に、いままで魔女にされた人たちを、元に戻してほしいんだけど…………」
ドーマ「あ~、ごめん。それは無理だわ~~
あ、そろそろ逝く時間やで、ほなさいなら」
アルム「………………………
………………………………、
……………………………………」
アルムはその場に頽れた。
脱力が半端なかったため、解放軍のみんなでアルムを担いで帰らなければならなかった。
道中、アルムは「いままでの苦労はなんだったのか」とうわごとのようにつぶやいたが、
誰も彼の言葉を理解する者はいなかった。
☆
戦績は、アルム 285戦 168勝(1位) セリカ 235戦 161勝(2位)とまぁ大体予想通りの結果に。
主人公以外では、ロビンが295戦151勝で3位。ボウナイトの遠距離攻撃美味しかったです(´▽`*)
☆
~後日談~
YES!ヌイババクリニックの跡地に、一人の女が棲みついた。
魔女にされた人間を治療する方法を探っていたソニア姐さんだ。
本人的には「ソニア魔女治療院」と命名したかったようだが、
後から実は生きていたヘステがやってきて、勝手に「ヘステティックサロン」の看板をかけた。
それでも人々はその屋敷のことを「YES!ヌイババクリニック」と呼び続けるし、
ソニア姐さんのことまで「ヌイババ先生」と呼びやがるので憤慨していた。
ちなみに当のヌイババは、クリニック跡地に倒れていた。彼女は記憶を失っていたうえ、外伝の時のグロ面に戻っていた。
あと、ちゃっかり生き残っていたスレイダーがソニアにこき使われて客引きをしている姿を見た者もいるという……
まぁそんなことなど知ることもなく、今日もアルムの尻でお昼寝するセリカちゃんだった。
めでたしめでたし。
☆
とりあえず本編完結です! ここまでお読みいただきありがとうございました!
追加DLCもDLしてありますので、そのうち番外編も書く予定です(´▽`*)
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